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講義名 アカデミック・ジャパニーズ2
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
代表曜日 月曜日 代表時限 2限前半
校地 町田キャンパス
授業科目の区分 共通教育
実務経験の有無
開設学科・年次 留学生・1年次
必修・選択の別 1年次留学生必修

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
准教授◎ 森 朋子指定なし

授業概要(教育目的) 留学生が大学での勉強を全うするために必要な日本語能力は、日常生活で体験的に身につくものではない。「アカデミック・ジャパニーズ」では、「ノートを取る」「文献を調べる」「文献を読む」「レポートを作成する」「口頭発表をする」等のスキルを総合的に学ぶ過程において、日本語能力および思考力を高めていく。
学習計画
授業テーマ学習内容(アクティブラーニング・情報リテラシー教育・ICT活用を含む)教室外学習(予習・復習)の内容教室外学習の時間(分)
第1回ガイダンス授業内容を理解し、大学で求められるレポートや口頭発表にはどのような特徴があるのかを考える。世界的な視点で女性の権利が侵害されている例を考えてくる。45
第2回女性の生き方と権利について考える1女性の権利が侵害されている例を挙げ、なぜそのようなことが起こるのかディスカッションする。映像でひとつの例を観た後に、問題点を整理する。女性の権利に関わる語や表現をワークシートで学ぶ。45
第3回女性の生き方と権利について考える2女性の生き方と権利についての文章を読み、問題点をまとめディスカッションする。前回の授業で観た映像の問題点との共通点をまとめる。45
第4回女性の生き方と権利について考える3図書館の使い方、インターネットでの文献検索の方法を学び、女性の生き方と権利についての情報を集める。情報収集はグループ単位で行う。集めた情報から、問題点を整理する。45
第5回女性の生き方と権利について考える4女性の生き方と権利について、グループごとに、原因を分析した上で、解決策および自分たちにできることを話し合う。アウトラインにそって、レポートの下書きを書く。45
第6回女性の生き方と権利について考える5グループでの話し合いの結果をポスターにまとめる。説明の役割分担を決め、説明文を考える。口頭で説明をする練習をする。45
第7回女性の生き方と権利について考える6グループごとにポスター発表をする。質疑応答も行う。他グループの発表で参考になった点をまとめる。45
第8回地球の問題を考える1与えられたテーマの選択肢の中から、自分が取り組みたいものを決め、グループを構成する。グループ内で、テーマに関してブレインストーミングし、何を取り上げていくかを整理する。テーマについて、インターネットを使って情報収集する。45
第9回地球の問題を考える2情報収集の分担を決め、図書館で情報収集する。収集した情報を読んでノートにまとめる。45
第10回地球の問題を考える3グループで話し合いながら、アウトラインを作成する。パワーポイントの作り方を学ぶ。パワーポイントの原案を考える。45
第11回地球の問題を考える4持ち寄ったパワーポイントの原案をグループ内で検討し、発表用のパワーポイントを作成する。説明の役割分担を決める。自分が説明する部分の説明文を書く。45
第12回地球の問題を考える5説明文を持ち寄り、グループで修正をする。ディスカッションの方法を学び、ディスカッションのポイントを作成する。発表とディスカッションの練習をする。

45
第13回地球の問題を考える6グループごとにパワーポイントを使って発表をする。発表後、発表したグループが主導となり、テーマについてディスカッションをする。自分が調べてみたいことをいくつか考える。45
第14回個人研究1テーマの決め方を学び、各自個人研究のテーマを決める。アウトラインを書く。45
第15回個人研究2アウトラインをペアで検証し、相互に改善のためのアドバイスをする。アウトラインを修正する。45
第16回個人研究3図書館で情報収集する。収集した情報を読む。45
第17回個人研究4図書館での情報収集を続ける。その過程で、アウトラインを修正していく。収集した情報を読む。45
第18回個人研究5アウトラインの論理性をグループ内で検証し、相互に改善のためのアドバイスをする。アウトラインを修正する。収集した情報をアウトライン中どこで使用するかを考える。45
第19回個人研究6レポートの構成について学び、練習問題を通して理解を深める。授業とは別の練習問題をやる。45
第20回個人研究7序論の書き方について学び、練習を通して理解を深める。個人研究の序論を書く。45
第21回個人研究8本論の書き方を学び、練習問題を通して理解を深める。個人研究の本論を書く。45
第22回個人研究9引用の意味、方法を学び、練習問題を通して理解を深める。個人研究の本論に引用を加えて調整する。45
第23回個人研究10結論の書き方を学び、練習問題を通して理解を深める。個人研究の結論を書く。45
第24回個人研究11レポートと口頭発表の表現方法の違いについてディスカッションし、口頭発表で留意すべき点を明らかにする。個人研究を口頭発表する場合の留意点をまとめる。45
第25回個人研究12レジュメの書き方を学び、練習問題を通して理解を深める。個人研究のレジュメを作る。45
第26回個人研究13レジュメをペアで検証し、相互に改善点をアドバイスする。レジュメの修正を行う。レジュメの修正を完了する。45
第27回個人研究14口述原稿の書き方を学び、練習問題を通して理解を深める。個人研究の口述原稿を書く。45
第28回個人研究15質疑応答について学び、練習問題を通して理解を深める。質疑応答に必要な語彙、表現を学ぶ。45
第29回個人研究16各自、レジュメを使って個人研究を発表する。発表後は質疑応答を行う。発表した者は、発表について振り返る。次週発表の者は、練習をする。45
第30回個人研究17各自、レジュメを使って個人研究を発表する。発表後は質疑応答を行う。一学期間の自分の成長を振り返り、今後の課題をまとめる。一学期間の自分の成長を振り返り、今後の課題をまとめる。45
学生へのフィードバック方法 口頭および書面でのコメント
評価割合 課題10% グループ発表(2回)30% 個人研究40% 平常点20%
使用教科書名(ISBN番号) なし
参考図書 なし
ディプロマポリシーとの関連 【知識・理解の観点】テーマについての理解を深め、レポート作成、口頭発表のための知識を修得する。
【思考・判断の観点】レポートおよび口頭発表のテーマについて考えを深める。
【関心・意欲・態度の観点】テーマに関心を持ち、意欲的ならびに積極的に取り組む。
【技術・表現の観点】学んだ知識を活かして、的確な表現および形式でレポート作成および口頭発表ができる。
学生へのメッセージ 課題を達成するために必要な日本語に自分で気づき、調べ、身につけていってほしい。
オフィスアワー 月曜日3限、水曜日2限
評価方法 課題(課題の完成度により評価する)
グループ発表(内容、構成、表現、形式、プレゼンテーション、協働の姿勢により評価する)
個人研究(レポートおよび発表の内容、構成、表現、形式、プレゼンテーションにより評価する)
平常点(発言、取り組みの姿勢により評価する)
履修条件 学則第54条に定める外国人留学生であること。
ナンバリング X13920M22
教育等の取組み状況
該当有無 概要
実務経験を活かした授業
アクティブ・ラーニング
課題を達成するために自主的に取り組む。ペアおよびグループでディスカッションを行う。
情報リテラシー教育
情報収集の方法を学び、実践する。
ICT活用
評価基準
評価基準
評価方法 知識・理解(K) 思考・判断(K) 関心・意欲・態度(V) 技術・表現(A)
課題
グループ発表
個人研究
平常点
学習目標(到達目標)
学習目標(到達目標)
知識・理解の観点 (K)
テーマについての理解を深め、レポート作成、口頭発表のための知識を修得する。
思考・判断の観点 (K)
レポートおよび口頭発表のテーマについて考えを深める。
関心・意欲・態度の観点 (V)
テーマに関心を持ち、意欲的ならびに積極的に取り組む。
技術・表現の観点 (A)
学んだ知識を活かして、的確な表現および形式でレポート作成および口頭発表ができる。