回 | 授業テーマ | 学習内容(アクティブラーニング・情報リテラシー教育・ICT活用を含む) | 教室外学習(予習・復習)の内容 | 教室外学習の時間(分) |
第1回 | 大江家政学と「衣」の世界(1)-ドレスの形態と女性の社会的立場-
| 大江スミがイギリスに留学した頃に着装していたイヴニングドレスやパリ・ロンドンで流行っていたファッションの移り変わりを把握し、女性の社会的立場・社会進出とドレスの関連を学ぶ。富田弘美(本学生活デザイン学科准教授) | 創立者大江スミ 学校法人東京家政学院 東京家政学院大学のホームページから大江スミについて読んでおくこと。 https://www.kasei-gakuin.ac.jp/houjin/houjin/founder/ | 180分 |
第2回 | 東京家政学院大学学びの特徴-家政学をどのように学ぶか-
| 「家政学」について、現代もしくは将来にかけて学ぶ価値を考える。「暮らすこと」、「食べること」、「育てること」の各領域と「家政学」との関連について、「いのちをつなぐ」勉強をみなさんが大学で行う、という視点から検討してみたい。廣江彰(本学学長)
| ア、課題の1、2はまずは200字程度でまとめたメモを作成し、手元に置いておきなさい。 イ、提出方法は第2回目の私の講義で伝えます。 | 180分 |
第3回 | 大江家政学と「衣」の世界(2)-家政研究所開設以降の衣服-
| 約100年前(1923年)に大江スミは家政研究所を開設した。その頃に着装していた衣服、およびその時代のファッションを通して大江スミが女子教育で学生たちに教え伝えたかったことを考える。また、四年制大学が設立された頃に制服が存在していたことにも触れる。富田弘美(本学生活デザイン学科准教授)
| 「ひとひらの雪として-大江スミ先生の生涯-」の第1章とげのある身(pp.1~15)を読んでおくこと。また、授業の中で課題を伝える。
| 180分 |
第4回 | 大江家政学が伝えようとしたこと
| 本学の創設者大江スミが、文部省(現在の文部科学省)の国費留学生としてイギリスに留学したのが1902年。同じ年にみなさんも読んだことがある「ピーターラビット」が出版されました。その時代はイギリスの大きな変革期。そこで学んだ大江が創り上げた「家政学」は私たちに何を伝えるのか?それを読み解きます。
| 1900年代末のイギリス、とくに世はビクトリア朝(~1901年)からエドワード朝に移り変わる時代。その時代の特徴を示すことがらを、ひとつだけで良いので調べておきなさい。
| 180分 |
第5回 | 家政学と女性(1)女子教育と家政学
| 家政学が歴史的にどのように出発し、女子教育の変遷とともにその内容がいかに変化してきたかを、東京家政学院大学の沿革にも触れながら理解を深める。その際、家政学の発展を支え、担い手となった女性たちの活動、社会的位置づけに着目することで歴史的視野を広げ、自分自身の現在・将来のあり方を考える手がかりとなることを期待したい。受講者自身が自らの人生にとって「家政学とは何か」を説明できることを到達目標とする。特別講師 石渡尊子氏(桜美林大学教授)
| 配布した課題を作成し、持参すること。
| 180分 |
第6回 | 家政学とデザイン
| 家政学とデザインの共通点を探しながら、「デザインとはなにか?」「家政がくとは何か?」という問題について考える。澤田雅彦(本学生活デザイン学科准教授) | 「家政学」と「デザイン」の意味を、複数の辞書・事典で調べておくこと。 | 180分 |
第7回 | 家政学と女性(2)東京家政学院から見る家政学
| 家政学が歴史的にどのように出発し、女子教育の変遷とともにその内容がいかに変化してきたかを、東京家政学院大学の沿革にも触れながら理解を深める。その際、家政学の発展を支え、担い手となった女性たちの活動、社会的位置づけに着目することで歴史的視野を広げ、自分自身の現在・将来のあり方を考える手がかりとなることを期待したい。受講者自身が自らの人生にとって「家政学とは何か」を説明できることを到達目標とする。特別講師 石渡尊子氏(桜美林大学教授)
| 前回の課題および「ひとひらの雪として」を持参すること。
| 180分 |
第8回 | トピック:博物館は面白い | 博物館と実物資料~大江先生の想いに学ぶ。石垣 悟(本学現代家政学科准教授) | 東京家政学院大学生活博物館のホームページから博物館の概略を調べること。 https://www.kasei-gakuin.ac.jp/action/museum.html | 180分 |
第9回 | 女性のキャリア
| 特別講師 野村浩子氏(「日経WOMAN」「日経EW」元編集長)
| | 180分 |
第10回 | 大江家政学の「住」の世界 | 大江スミ先生が重要視されていた公衆衛生と住教育のつながり、その教育を受けた卒業生である建築家中原暢子先生の活躍、そして現在取得できる資格や教育内容の変遷について学ぶ。深石圭子(本学生活デザイン学科准教授)
| 「ひとひらの雪として-大江スミ先生の生涯-」の第2章とげのある身(pp.16~29)を読んでおくこと。
| 180分 |
第11回 | 大江家政学と「音楽」の世界 | 音楽は、私たちの生活に欠かせない。講義では、1948年に千代田区三番町の家政学院大学に開設された「子どものための音楽教室」の歴史にふれながら、家政学としての子どもと音楽について学ぶ。吉永早苗(本学児童学科教授) | 「ひとひらの雪として-大江スミ先生の生涯-」の第3章出会いの時(pp.30~45)を読んでおくこと。 | 180分 |
第12回 | 海外に出よ
| 特別講師 宮田 崇氏「地球の歩き方」編集長
| | 180分 |
第13回 | | (調整中) | | 180分 |
第14回 | | (調整中) | | 180分 |
第15回 | | (調整中) | | 180分 |