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講義名 ジェンダー論
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
代表曜日 水曜日 代表時限 5限前半
校地 千代田三番町キャンパス
授業科目の区分 共通教育
実務経験の有無
開設学科・年次 全学科・1年次
必修・選択の別 選択

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
非常勤講師◎ 鈴木 亜矢子指定なし

授業概要(教育目的) 1.ジェンダー論の基礎を習得する
2.社会現象をジェンダー視点から批判的に捉えることができるようになる
3.問題が生まれる社会的・構造的背景を理解し、問題解決の方策を考えることができる
4.反対説を踏まえ、自説を説得的に文章、口頭で論じることができるようになる
学習計画
授業テーマ学習内容(アクティブラーニング・情報リテラシー教育・ICT活用を含む)教室外学習(予習・復習)の内容教室外学習の時間(分)
第1回オリエンテーション今後の授業のスケジュールと内容について 90分
第2回ジェンダーとは①―性別を捉え直す「性別」は男/女だけなのか。この振り分けはどのように行われているのか、検討する。教科書第1章Unit1、2を読んでおくこと。90分
第3回ジェンダーとは②―性役割・セクシュアリティ性役割の妥当性、セクシュアリティの多様性について学ぶ。教科書第1章Unit3を読んでおくこと。90分
第4回ジェンダーとは③―女子教育の歴史と現状女子教育はどのように進展し、教育における男女平等がどの程度進んでいるのか、検討する。教科書第4章Unit11,12を読んでおくこと。90分
第5回フェミニズムとジェンダージェンダーという概念が生まれたフェミニズム運動の歴史を概観する。教科書第8章を読んでおくこと。90分
第6回恋愛とジェンダー―ロマンチック・ラブ・イデオロギー/近代家族/主婦ロマンチック・ラブ・イデオロギーとは何か、近代家族の変遷と問題点について学ぶ。教科書第2章を読んでおくこと。90分
第7回結婚とジェンダー―結婚制度/戸籍/夫婦別姓日本の結婚制度について、諸外国との比較、ジェンダー視点を用いて分析する。教科書第2章を読んでおくこと。90分
第8回家族とジェンダー―性別役割分業/法律婚・事実婚/婚外子日本の家族制度の歴史と現状について、諸外国と比較し、ジェンダー視点を用いて分析する。教科書第2章を読んでおくこと。90分
第9回労働とジェンダー①―女性労働裁判の歴史と男女雇用機会均等法女性労働裁判の歴史を概観し、男女雇用機会均等法がどのような経緯で成立したのかを学ぶ。教科書第3章Unit7,8を読んでおくこと。90分
第10回労働とジェンダー②―<男社会>と女子のキャリア男女雇用機会均等法以後、現在の女性のキャリア形成における問題点を学ぶ。教科書第3章Unit9,10を読んでおくこと。90分
第11回法教育①―昔話法廷ジェンダー法学の基礎を学ぶため、昔話法廷を教材とし、法学の基礎と論理的思考力を養う。事前に配布する予習資料を熟読すること。90分
第12回法教育②―離婚調停ジェンダー法学の基礎を学ぶ一環として、離婚調停を疑似体験することで、離婚制度について理解を深める。事前に配布する予習資料を熟読すること。90分
第13回国家とジェンダー①―ジェンダー主流化と男女共同参画ジェンダー主流化の変遷と、男女共同参画社会/基本法について学ぶ。教科書第6章Unit18,19を読んでおくこと。90分
第14回国家とジェンダー②―女性の人権と女性差別撤廃条約国際的に女性の人権がどのように保護されてきたのか、その歴史と現状について学ぶ。教科書第6章Unit16,17を読んでおくこと。90分
第15回授業総括15回の授業を通して学んだことを総括し、質疑応答を通して、本授業で学んだことの理解の定着を図る。これまで学んだことを復習し、疑問点をまとめ、授業に臨むこと。90分
学生へのフィードバック方法 授業後に回収するコメントペーパーについて、次回講義内でフィードバックする。質問がある場合は、授業の前後又はコメントペーパーに記入すること。
評価割合 レポート又は定期試験(70%)、コメントペーパー・出席(30%)
参考図書 千田有紀・中西祐子・青山薫 『ジェンダー論をつかむ』 有斐閣
ディプロマポリシーとの関連 【知識・理解】ジェンダーの基礎理論を理解し、人に説明できるだけの知識を有している。
【思考・判断】様々な社会現象をジェンダー視点によりその問題点を判断し、論理的に説明できる能力を身に着けている。
学生へのメッセージ ジェンダー理論を通して、性の多様性、社会における女性の立場を理解し、これからの皆さんの人生、キャリア形成に役立ててください。
評価方法 受講者数により、レポート課題、または小テストを2~4回実施する。試験範囲や詳細については、授業にて告知する。定期試験は100点満点で出題し、15回の授業で学んだことを総合的に問う内容とする。選択式/記述式問題を出題し、表現力、論理的思考力、知識の定着を評価する。
履修条件 特になし
ナンバリング X13560C21
学習計画注記 ※履修者数、授業の進度や学生の理解の程度により、授業内容やスケジュールが変更になる可能性がある。その都度授業時間内又はgoogle classroom等で通知する。
教育等の取組み状況
該当有無 概要
実務経験を活かした授業
アクティブ・ラーニング
情報リテラシー教育
ICT活用
評価基準
評価基準
評価方法 知識・理解(K) 思考・判断(K) 関心・意欲・態度(V) 技術・表現(A)
レポート課題
定期試験
リアクションペーパー
学習目標(到達目標)
学習目標(到達目標)
知識・理解の観点 (K)
ジェンダー論・ジェンダー法学に関する基礎知識を身に着け、それらについて説明できる。
思考・判断の観点 (K)
様々な社会問題をジェンダー視点に基づき分析・批判することができる。
関心・意欲・態度の観点 (V)
問題意識を持ち、自分の考えを積極的に発言することができる。
技術・表現の観点 (A)
自らの考えを論理的に口頭および文章で説明することができる。