回 | 授業テーマ | 学習内容(アクティブラーニング・情報リテラシー教育・ICT活用を含む) | 教室外学習(予習・復習)の内容 | 教室外学習の時間(分) |
第1回 | 古代から中世までの西洋服飾 | 当該授業では16世紀以降のヨーロッパの服飾について学ぶが、その導入として古代エジプト以降中世ゴシック期までの服飾の変遷を概観する。また、歴史を見る眼として重要な現代の価値観で判断しないことを理解する。 | シラバスを読み、授業概要について理解する。 | 180分 |
第2回 | 16世紀とスペインモード | イタリアルネサンス様式における服飾文化の変容を確認する。16世紀の宮廷文化と服飾との関わりについて理解する。 | 予習として教科書pp.44-52を読む。 | 180分 |
第3回 | エリザベスⅠ世 | イギリスのエリザベスⅠ世の服飾を中心に、当時の戯曲などを資料にしてスペインと敵対したイギリスの位置づけと服飾の特徴について理解する。 | 予習として教科書pp.53-58を読む。 | 180分 |
第4回 | 17世紀とオランダモード | スペインから独立を果たし市民の経済活動が活発だったオランダ市民の服飾に注目し、服飾においてもバロック様式の造詣的な特徴への変容がみられることを理解する。 | 予習として教科書pp.59-62を読む。 | 180分 |
第5回 | 17世紀後半のフランスバロック | ヨーロッパの政治の中心となったフランス宮廷における服飾に注目し、当時の戯曲などを資料にしてその特徴について理解する。 | 予習として教科書pp.62-76を読む。 | 180分 |
第6回 | 18世紀のフランスロココ | フランス宮廷のロココ様式の特徴を踏まえて、男性のアビ・ア・ラ・フランセーズ、女性のローブ・ア・ラ・フランセーズについて理解する。 | 予習として教科書pp.77-88を読む。 | 180分 |
第7回 | 18世紀のマリー・アントワネット | マリー・アントワネットの衣裳に注目して、フランス宮廷モードと私的な服装の差異について、また王妃の衣裳費の記録から、宮廷文化について理解する。 | 予習として教科書pp.88-94を読む。 | 180分 |
第8回 | フランス革命と19世紀 | フランス革命に伴う社会と服飾の変化との関わりをサン・キュロット及びエンパイアスタイルの事例から理解する。 | 予習として教科書pp.94-100を読む。 | 180分 |
第9回 | 19世紀の男性服飾 | 今日の男性服飾の基本形となったイギリスの紳士服スタイルについて、ダンディの美意識とともに理解する。 | 予習として教科書pp.101-109を読む。 | 180分 |
第10回 | 19世紀の女性服飾 | ロマンティックスタイル、クリノリンスタイルといった有閑階級の服飾について、社会と女性の在り方という視点から理解する。 | 予習として教科書pp.109-113を読む。 | 180分 |
第11回 | 19世紀のウェディングドレス | 19世紀中ごろのイギリスのヴィクトリア女王のウェディングドレスから広がった白いドレススタイルを取り上げ、19世紀後半の女性の位置づけについて理解する。 | 予習として教科書pp.113-120を読む。 | 180分 |
第12回 | 19世紀の女性とスポーツ服 | 19世紀後半に女性たちに拡大したレジャースポーツとその服飾に着目し、現代的な価値観の誕生について理解する。 | 予習として教科書pp.124-129を読む。 | 180分 |
第13回 | 19世紀末から20世紀にかけて | アールヌーヴォーから、アールデコへの様式の変化を服飾の特徴から理解する。 | 予習として教科書pp136-142(9章 20世紀)を読む。 | 180分 |
第14回 | まとめ・試験 | 第一次大戦、第二次大戦を経て、ヨーロッパモードは今日のグローバルスタンダードな服飾となったことを理解し、社会と服飾との関わりについて再考し、試験する。 | 授業内容を振り返り、試験に向けて復習をする。 | 180分 |
第15回 | アクセサリーミュージアムの見学 | 19世紀末から20世紀までの国内外のコスチュームジュエリーについて、ミュージアムの見学を通して理解する。 | 予習としてアクセサリーミュージアム公式HPを閲覧し、見学内容について理解する。 | 180分 |